ぷろふぁいる

komatsuといいます。
自己紹介っていうか、自分なりにサイト開設に至った経緯をだらだら書いてみます。
私は昭和20年代中頃の生まれの関西人で、もう数年で50台半ばになろうという年のおっさんです。

いわゆる団塊の世代っていうやつで、学生時代は教室満杯、受験戦争、就職難、結婚難、職場ではポスト不足そして戦後の発展を支えたのに将来は年金不安で少子高齢化の高齢者のピークに位置することなるという損な世代なんですねえ。
だから我々の世代は不満が多いんですよ。音楽もちょっと硬派のフォークやロックに親しんできました。民謡や演歌は大嫌い。沖縄音楽にもまったく興味がなかったですね。
なにがIT革命じゃという雰囲気のサラリーマンとして生きてきたんですが、2002年12月31日の紅白歌合戦が運命を変えました。

紅白自体そんなに好きではなかったんですが、家族がTVをつけていたんでなにげなく見ていたんですよ。
すると、夏川りみという歌手が登場して『涙そうそう』という曲を歌い出したんです。
衝撃的というのはこれを言うんでしょうか。すごいショックでしたね。なんちゅう良い声じゃ。
2番を沖縄方言(ウチナーグチ)で歌ったんですが、これがまた心の真ん中に直球でズドーンときましたね。素晴らしい言葉と歌じゃないですか。震えが来ましたね。

社会人になっている娘に聞くと、たしか沖縄のどこかの島の出身じゃあないかと言うじゃありませんんか。 娘はインターネットというやつをやっていて、すぐに調べてくれたんですが、石垣島出身の歌姫だということが分かりました。
私はアナログ人間で、インターネットも携帯電話も娘に教えてもらいながら50の手習いという感じでしかやっていなかったんですが、インターネットの凄さも実感しましたねえ。なにせ、疑問に即座に答えてくれるんですから。

正月に夏川りみオフィシャルサイトRimi−netというのが出来たというんで、インターネットで調べたんですが、急にアクセスが集中してパンクしたとのことのですぐには見れませんでしたね。私と同じような人が多かったんでしょうな、きっと。

もちろんその正月にはCDを買いに走りましたねえ。
声に惚れましたね。何より情感がありながら清らかで分かりやすい。
それに、なんと「この星を感じて」という曲は以前、聞いたことがある曲だったんですよ! その辺は、かーりーさんのてぃだかんかんというファンサイトのりみ歌研究で「この星を感じて」として発表しましたので皆さんよければ一度読んでくださいな。
また、 「安里屋ユンタ」等を聞くと、難解なもんだと決め付けていた沖縄音楽が実にかろやかに歌われていてスーッと気持ちに入り込んできました。もっともっと聞きたいと思いました。

夏川りみという歌手を是非生で聞いてみたいという気持ちがつのり、コンサートをインターネットで探しました。ありました! 民音主催の古謝美佐子という当時聞いたことのない歌手とのジョイントコンサートなんですが、友人に頼んでなんとか一枚のチケットを手に入れました。
コンサートでは涙が出ましたねえ。沖縄音楽がこんなに素晴らしいものだとは知らなかった!
コンサート後、夏川りみさん本人に握手してもらい年甲斐もなくドキドキ。追っかけファンの気持ちが分かりました。生まれてはじめてですね、こんな経験は。

それからはもう坂道を転げ落ちるようなものですね。
沖縄に行きましたねえ。ネーネーズやりんけんバンドのライブを聞いて感動しました。民謡喫茶、民謡酒場にも行きました。どっぷり沖縄音楽にハマリました。

いやほんと沖縄音楽の奥の深さよ! 民謡からポップスまでが、沖縄というテイストの中でつながり、時代とともに生きているんですよ。こんな場所が今、日本の何処にありますか!

夏川りみが以前、星美里という名前の演歌歌手であったことも知り、なんとかテープですが全曲を手に入れました。これにも感動しましたね。あれだけ嫌いだった演歌が、自然に聞けるようになっている自分を発見しました。驚き桃の木山椒の木!

本当に夏川りみという歌手は不思議ですね。私の音楽の価値観を180度転換させてしまったのですから。

それから奄美大島にも行きました。演歌そのものの奄美風ご当地ソングも気に入りました。以前の私なら考えられないことです。

インターネットで、夏川りみのファンサイトというのにもいろいろ行ってみました。
娘のパソコンではさすがに恥ずかしいので、もっぱらネットカフェを利用しました。 BBSに書き込みというのをやってみました。優しいんですね、夏川りみファンの方々は。 暖かく迎えていただき、三線の店も紹介してくれました。即、買っちゃいました、三線!

まあ、沖縄病というんでしょうかね。そうした状態を知りたい方は、ある沖縄病患者の一日というページを作りましたんで御一読ください。(笑)

そのころから自分でもホームページというのを作りたいと思い始めました。
それから自分のパソコンを買い、MDコンポとMDウォークマンを買って、ケータイの着メロはもちろん「涙そうそう」、私も一年ですっかり垢抜けたデジタル人間になりましたな。ははは。

そして2003年12月31日の紅白歌合戦。いっぱしの沖縄通になってしまった私は、一年前のことを思い非常に感慨深かったです。ありがとう、ありがとう、夏川りみさん!

決心しました、ホームページ作ります。なんくるないさー!
ファンサイトは凄いのがいっぱいありますんで、ファンサイトというよりは、自分のモノローグのようなサイトでも作りたいな。夏川りみさんを中心に、今では私の一番の趣味となった沖縄音楽関係の話題を思うままに書いていきたいと思っとります。
まあ、その結果できたのがこのサイトっていうわけですわ。サイトの名前は、星美里にちなんで、stars (seen in the) beautiful country ”星々清しゃ”と意訳しました。沖縄の地にきらめく音楽界のスター達という意味もこめています。

まあ、てなことで皆さん、大したもんじゃありまへんけど、よろしゅう頼んますわ。
にぃ〜ふぁいゆ〜。


星々清しゃ
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