BEGIN 沖縄に行って深夜の楽しみは民謡酒場です。 ディープな沖縄民謡も聞けるのですが、なんと言っても参加型というか、興が乗れば誰でも唄えるのがいいですね。 皆で唄って踊ってとても楽しいです。(写真参照) ただ私は本格的な沖縄民謡は上手く唄えません。そこで考えたのがBEGINの曲です。 「島人ぬ宝」を唄うと地元の青年団の人達が「いやさっさ!」「スイスイ!」と見事な掛け声を合わせていただいて感激しましたねえ。 調子に乗って我々沖縄観光団の面々は、「オジー自慢のオリオンビール」「オバー自慢の爆弾鍋」と続きました。 まさにBEGINの曲なら、ヤマトンチューもウチナンチューも、皆声を張り上げて仲良く盛り上がることが出来るんですね。 すっかり地元の人々と意気投合。ああ楽しかった。深夜3時ごろまで楽しんだ沖縄の夜でした。 BEGINの真髄は「涙そうそう」や「その時生まれたもの」「防波堤で見た景色」といったしんみり来る歌にあると思いますが、皆で唄う時はやはり明るい曲がいいですね。 ということで、BEGINのこれ一枚!おすすめのCDというのは、当然『ビギンの島唄〜オモトタケオ2』ということになりますのう! (1)島人(しまんちゅ)ぬ宝 (2)くにぶん木の花 (3)恋の島 鳩間島 (4)カンカラ三線(さんしん)うむしるむん (5)山原(やんばる)や (6)オジー自慢のオリオンビール (7)オバー自慢の爆弾鍋 (8)カンカラ三線(さんしん)うむしるむん(三線練習用) 沖縄音楽を新しい領域に連れて行ってくれるBEGINの世界がよくわかるCDです。 「くにぶん木の花」は泣けますね。 そして、もちろん「島人ぬ宝」「オジー自慢のオリオンビール」「オバー自慢の爆弾鍋」は民謡酒場やカラオケで盛り上がること間違いなしの沖縄ファン必須アイテム曲といえるでしょう。 (2004.1.3)
やなわらばー 沖縄からは次々に新しい才能が芽吹き、その質の高さに驚かされます。 今、最も新しい沖縄の風を運んでくるのは「やなわらばー」でしょう。 石垣 優、東里 梨生の女性2人組のユニット。路上アーティストたちをフューチャーした深夜TV番組「ストリートファイターズ」で一押しの清新なグループなんです! ライブを聞くと非常に爽やかで、方言を隠さない素朴な語りは微笑ましいですね。 高音で細い声ながら優(ゆう)には透明感があり、やや中音で幅のある声の梨生(りお)には暖かさがあります。その二人がハモるとうまく溶け込んで独特の世界が生まれるのです。 ファーストアルバム『青い宝』は見事にひとつのテーマに貫かれております。それは二人の故郷:石垣島への想いです。 一曲もラブソングはなく、「青」「海」「島」「サンゴ」「おばぁ」「てぃだ」「風」といった言葉がちりばめられたこのアルバムは、全体でひとつの”故郷へささげるオマージュ”となっているのです。 (1)サンゴの道 (2)青い宝 (3)カーチバイ〜夏の風〜 (4)変わらぬ「青」 (5)夏休み (6)太陽の下で (7)ニライカナイ〜理想郷〜 中でも「青い宝」は良い曲ですなあ。私は大阪のインストアライブを聞いた後、この曲が忘れられず、いつまでも「青い空〜青い海〜♪」と口ずさんでいました。これから、応援しまっせ! (2004.5.1)
琉球アンダーグラウンド アメリカ人ジョン・テイラーと、イギリス人キース・ゴードンが、1998年10月、沖縄で出会ったことから生まれたユニットです。 私は彼らの音楽をはじめて聞いた時は、少し驚きましたね。スゴイ沖縄を感じさせるくせに、非常に新しいんですね。 東洋民族音楽系ダンスフュージョンとでもいうのでしょうか。 ガイチャーがもたらした新しい沖縄音楽へのリスペクトメッセージは衝撃的なものでした。 クラブミュージックと沖縄音楽が融合するとこうなるということ、作るべくして作られたものだと思います。 最初のアルバム『琉球アンダーグラウンド』はサンプリングがメインでやや装飾過剰な気がしますが、セカンドアルバム『Mo Ashibi〜毛遊び〜』では生音楽を多く取り入れることで自由さと研ぎ澄まされた感覚に磨きがかかったように思います。 なんといっても『Mo Ashibi〜毛遊び〜』における内里美香の存在が大きいですね。彼女は、正統的な民謡の歌唱力と、オープンマインドなチャレンジ精神を併せ持っています。ぜひこのアルバムを聞いてください! (1)Hana ~Extended Mix~ [花] (2)Mo Ashibi [毛遊び] (3)Koi no Michikusa [恋の道草] (4)Sefa Utaki [斎場御獄] (5)Seragaki [瀬良垣] (6)Kuijin nu Hana [恋尽ぬ花] (7)East is East (8)Kanasando [かなさんどー] (9)Akata Sundunchi [赤田首里殿内] (2005.1.1)
島太鼓 このグループは、「ひがけいこ&シュビーズ」としても知られています。 ひがけいこさんは、かの姉妹民謡グループ「でいご娘」の一員であり、ソロ民謡歌手としても活躍しています。 そして何より「島太鼓」のリーダーとして、創作太鼓を中心に唄・三線・舞踊等、幅広い沖縄音楽を展開させています。 シュビーズは、ひがけいこさんの出身地でもある読谷村の仲良し女性グループで、比嘉やすみ・比嘉ちひろ・津波ありさ、の3人で構成されます。全員が、ひがけいこの薫陶よろしく、太鼓から唄・三線まで全てこなし、ハーモニー豊かな沖縄音楽を展開します。 私は、「でいご娘」は琉球フェスティバルで何度か聴いていますが、「ひがけいこ&シュビーズ」をようやく2005年12月17日、ライブハウス島唄において、生で聴くことができました。 その日は、一番前の席で堪能させていただきました。ひがけいこさんの唄も良いし、さらにグループで一体となって奏でられる太鼓に感動しました。 『創作太鼓:波』は最高でしたよ。 非常に個性的な魅力を持ったグループとして、これからも活躍を期待しています。 作品としては次のものがあります。おすすめです。 ひがけいこCDアルバム 『ひがけいこ』 (マルフクレコード) CD 『沖縄の太鼓』 (マルフクレコード) シュビーズCD 『わしたウチナーけんさんぴん』 (HITrecords) (2005.12.20) |
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